ちょっと前に話題だった大阪市製造のペットボトル飲料水
“ほんまや”(高度浄水処理した水)を大阪市の水道局で見かけました。先月に
橋下市長が“税金の無駄遣い”ということで
製造の中止を指示した噂の飲料です(結局、ほんまやの生産費用は税金からではなく、大阪市
水道料金から捻出しているとのことで、橋本市長は
陳謝しておりましたけれど)。
見れば、販売機のど真ん中↑(ピンクのペットボトル)を陣取っています。サントリーの天然水が110円でほんまやが100円だったら、個人的な意見としては110円のサントリーの天然水を買いますね。水道水にお金をかける気になれないですもんね。
もともと水道局の水道技術力の高さを広めたいということで“ほんまや”を販売されたそうですが、それならもっと価格を下げるべきですね。そもそも、何のために水道の技術力を広めたいかを考えて欲しいですね。その技術力が将来の大阪市の利益になるのなら、無料にして配布してあげたらいいんですよ。それも日本じゃなくて、海外に。ペットボトルなんだから保存だって利くんだし。暑い国なんかすぐに喉が渇くから、そんなところで広げてやれば、“日本の水道水はめっちゃおいしい!!それじゃあ、日本指導のもとで浄水場を作ってもらおう。ついでに浄水場の管理やインフラ整備も頼んでみよっかな?”って風になったりすると思うんですけれどね。極端かもしれないですけれど、要は先を見込んだ考え方を持って欲しいと感じるんですよね。
今の状態なら、ただ販売して終わり。しかも、大阪市の各家庭から出てくる水道水と“ほんまや”の水質は全く異なるんですよ。というのも、水道本管の内部に溜まっている汚れ(ぬめりみたいなものがついているんです)に触れながら蛇口に届いているんです。
それなら、水道本管の清掃にお金をかけたり、水道料金を下げる方がもっと市民にとって利益になるかと思うのですが、いかがでしょうか?