生駒市施工基準(φ50の引込について)

今日は生駒市の調査に行きました。計画地は共同住宅10世帯ということもあり、φ50の給水管の引込みが必要でした。
生駒市では、奈良市と同様、φ50の引込みをするときにφ75の割丁字管で本管分岐する必要があるんです。いつも思うのが、“なんでサドル分水栓の使用がだめなんだろうか?”ということなんです。枚方市をはじめ色々な市町村でサドル分水栓は使用されて、何の支障も問題もないのですが、一部の行政ではどうしても使用させてもらえないんですよね。サドル分水栓割丁字管に比べて費用が安く済む(材料費・施工費の面で)ので、お施主さんの負担も少なくなるのですが、市町村によっては使用させてもらえないんです。こういうところの規制緩和を個人としては希望しますね。

ベンドキャップにもダンパーが必要だったとは・・・。

今日は仕込みの手伝いに行きました。材料はいつも注文しているのですが、空調の材料をなかなか注文をしたことがなかったので、一般的なものを選んだら痛い目にあいました。
図面で“ダンパー付き”というのを見落としていたんです。一般的なベンドキャップを注文して、設置までしていたのに、全部取り替えるはめに・・・。もう2度とこのミスはしない・・・と思いつつ、流しながらダンパー付ベンドキャップを注文しました。ダンパー付のベンドキャップ。

当たり前ですが、図面はよく確認する必要がありますね。

もう10月も終わりそうで・・・。

木曜日からは11月に入ります。11月になると精神的にせわしなくなります。というのも、12月には道路掘削の規制がかかり(年末年始のある一定の期間は道路掘削ができない)、11月中旬には申請を終えてないといけないんです。
年内に引き込み工事を終えたい工務店さんなんかが多くいらっしゃるのですが、書類が揃わなかったり、図面が間に合わなかったりといろいろあり、結局は年内掘削の申請申込の締め切りギリギリに慌てて申請することが本当に多いんです。裏返せば、お客様のニーズに応えられるよう、当社社員の全員ががギリギリまで全力でがんばっているということなんですけれどね。
もうそんな季節になりましたね。1年も数えるほどになりました。気温も下がり寒くなってきたので、体調管理にも気をつけてがんばりたいと思います。

井手町施工基準(上下水道検査について)

今日は井手町の共同住宅の上下水道の検査でした。井手町では水道局と下水道課の検査同じ日のほぼ同じ時間帯にしてくれるんです。通常、他市では上下水道の検査は別々になることが多く、その検査ごとに現場に行かなくては行けないので、経費がかかって仕方ないんです。しかし、井手町では上下水道課が同時に検査をしてくれるので、ホント大助かりです。
検査は、まず水道管に17.5kの水圧を10分(各戸ごとに)かけ、完了次第にメインの給水パイプにも同様に17.5kをかけます。その後、すぐに下水検査各戸ごとのそれぞれの器具の下水を流します。全部で1時間以上かかりましたが、スムーズに検査を終えることができたと思います。
どこの市町村でも、こういった行政の横のつながりでもって同時検査をしてもらえたら、民間企業としても大助かりなんですけれどね。

井手町施工基準(雑排水の防臭桝について)

今日は井手町に調査に行きました。今回はお客様がφ300の防臭桝を嫌がった(見た目が不細工だということで)ので、他の防臭桝を使っていいかどうかを確認したところ、“防臭がとれて、JIS規格ならなんでもいい”とのことでした。他の市町村ではφ300の桝を必ず設置するようにとの指導があるのですが、聞いてみるもんですね。変更できたことでお客さんも喜んでました。

奈良市施工基準(3階直圧給水について)

今日は奈良市の調査に行きました。3階建て9世帯の共同住宅ということで、“受水槽かな?”って思っていました。ところが、3階直圧が可能な地域だったんです。奈良市でも意外と広い地域で3階直圧が可能なんです。ちなみに、9世帯(φ20mm)まではφ40mmで直圧が可能ということで、それ以上になるとφ50mmが必要になるとの事でした。結局、3階直圧か可能かどうかを確認するには役所に行って調べなくてはならないので、見積もりに役所調査欠かせないですね。

結構な量の水道本管はボロボロなんです。

2012年の水資源白書によると、水道管総延長60万kmの約3割にあたる17万kmが耐用年数40年を超えているそうなんです。
以前のブログからも伝えるように、大地震が起きたときに困るのは我々水道使用者なんです。そして、水道管が“ライフライン”と呼ばれるように、生活をする上で水はなくてはならない存在なんです。その水を供給する水道管が古かったり、耐震化されていないのでは、大地震のときにどうなるかは明らかですよね?行政で待機している給水車の水の量なんてしれてますよ。自衛隊が運んでくるといっても量に限界があります。
大地震が近々起こるという中、自分自身の命(ライフ)を守るということで、行政も個人も“水道管の強化”について考える必要があるのではないでしょうか?

四条畷市施工基準(造成地の給水本管布設工事について)

今日は四条畷市造成工事の調査に行きました。先日からブログで紹介したように、鋳鉄管にはK形・NS形・GX形等の種類があります。ほとんどの市町村では給水本管の種類を指定してくるのですが、四条畷市では給水管の指定はないんです。NS形やGX形などの耐震管にしてほしいという希望はあるようなのですが、強制力がないみたいで。なので、費用だけを考えてK形にする業者が多いのでは?と思いますね。個人的には、地震の時の断水を考えると、耐震管で設計することをお勧めします。

枚方市の下水台帳について

本日は枚方市の調査に行きました。枚方市の下水道課にはコンピューターがあって台帳を閲覧・印刷することが出来るんです。いつも思うんですが、これを会社のコンピューターから見ることができたら助かるんですけれどね。計画地の前面道路に下水本管が入っていたり、公共桝があったりするのが分かれば、調査も見積もりもホント楽になるんですよ、ホント・・。

雨水の放流先について

今日は見積もりをしました。良く悩まされるのが雨水の放流先。一般戸建てなら、何とかなるのですが、開発がかかるような物件では、その放流先を探すのに苦労します。今日見積もりしたところなんて、雨水の放流先がないから、“隣の人の家の側溝に流すように協議お願いします。”と言ったところです。そんなバカな?って思うかもしれませんが、こういうことは意外と多いんですよ。

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