今日は
茨木市の
公共桝の取替えに行きました。
もともとコンクリート製の公共桝があったので、そのまま
既存利用できるかと思いきや、
ところがどっこい。こちらの地域では最近の
大雨のせいもあって、
汚水本管内の空気が大雨の水で押されて、家の中の洗面所やトイレの水(“封水”といいます)が吹っ飛ぶらしいんです。それを
防ぐ為、市では公共桝には
逆流防止の装置がついた汚水桝を設置することを
お願い(義務じゃないみたいなんですね)
しているそうなんです。
実際起こった話を聞くと、その水の吹っ飛び方がすごく、天井まで水が飛ぶそうです。想像しただけでも恐ろしいですね。もし、その場で用を足していたらと考えたら・・・。きっとやるせない怒りがこみ上げてくるんでしょうね。
将来的にはこの地域では汚水本管の増径を市のほうで検討しているらしいですが、まだ設計段階だそうで、今回の工事も応急処置みたいなものらしいです。逆流防止弁を公共桝につければつけるほど、つけていない家庭の封水にかかる空気の圧力が増えると思うのですが、いかがでしょうかね?僕なら、静岡市や浜松市でしているような家の外回りに通気竪管を設置することをお勧めしますね。そこから下水本管の空気が抜けるから、現状のように他の家にも影響を与えることは少ないと思うんですけれどね。ただ、見た目が不細工で、町に汚水の臭いが若干するかも(大阪市のある地域みないな)知れないんですけれど、将来的には下水本管を増径後に通気管の根元を切断してキャップしてしまえばいいだけの話だと思います。茨木市さん、どうでしょう?